足の長さの左右差改善ストレッチ・靴の選び方・カサカサかかと改善ふくらはぎ運動【サタデープラス 6月10日】変形性股関節症・足のタイプ診断

2017年6月10日サタデープラスは足からわかる3つの病のリスク
メイン

高山かおる先生

済生会川口総合病院 皮膚科
高山かおる

かかとがカサカサな人は寿命が縮まるリスクが!?

かかと1
かかとがカサカサになってしまう人は、血液循環が悪く、足に
老廃物が溜まってしまい、皮膚を守る保湿成分が枯渇している
状態にある

かかと2
通常は、ふくらはぎを動かすことで重力に逆らい、老廃物や
よどんだ血液を押し上げて血液循環を補っている

かかと3
ふくらはぎの働きが悪くなると血液循環が滞ってしまい、その
結果血液循環が悪くなると、心臓に負担をかけ、寿命が縮まる
ということに繋がると考えられる

カカトカサカサチェック

かかとチェック1
一部が白くなっていたり、カサカサしていたらNG
一見症状が軽くても皮膚の細い溝(指紋のような)の中が
白くなっていてもカサカサかかと

また、片足だけカサカサな人はバランスに左右差がある可能性が
かかと以外にも皮がむけていたり、足裏全体がカサカサしている
場合は水虫の可能性もある

ふくらはぎの機能を高める「つま先カカト上げ下げ体操」

上げ下げ体操1
足を軽く開き、テーブルなどに手を置いて、体を安定させる

上げ下げ体操2上げ下げ体操3
つま先、カカトの順番に上げ下げする
これを1セット10回繰り返す
・かかとを上げる時、親指に体重をかけるとふくらはぎに
 負荷がかかりやすく効果的!
・ふくらはぎに溜まった老廃物を流す効果もあり、むくみ改善
 が期待できる

足の感覚が鈍い人は肩こりが悪化するリスクが!?

足の感覚チェック

足の感覚チェック1
裸足になって目を閉じて立つ

足の感覚チェック2
足の人差し指、中指、薬指のどれかを触ってもらい
どの指を触られているかを当てる
・3回中1回でも間違ってしまった人は、すでに足の感覚が
鈍くなって肩こり悪化のリスクがある

足の感覚が鈍いとなぜ肩こりのリスクがあるのか?

靴1
靴選びが関係している
足に合っていない靴を履くと、普段歩く時に自然と靴の中で
指が前に滑り、指が曲がったり浮いたりして、足の指を使わず
歩くようになってしまい、最終的に足の感覚が鈍くなってしまう

靴2
指を使わずに歩くと、全身のバランスが悪化し、最終的に肩こり
や腰痛、ひざ痛に繋がってしまうと考えられる

足のタイプ診断

靴3
【スクエア型】
・親指・人差し指・中指が同じ長さ

【ギリシャ型】
・人差し指が長い

【エジプト型】
・親指が一番長い
・日本人に多い

靴4
足の型に合った靴選びが大切

靴5
スクエア型は靴先が丸みを帯びた靴がオススメ

靴6
ギリシャ型は靴先の真ん中が長い靴がオススメ

靴7
エジプト型は靴先の親指部分が長い靴がオススメ

左右の足の長さが違う人は寝たきりのリスクが!?

足の長さ1
足の長さは、股関節から膝小僧までの長さを計測すればわかる
左右の差が0.5cm以上あった人はすでに要注意!
0.5cm未満は誤差範囲

誤差が大きい人は変形性股関節症を発症している可能性!?

股関節1
そもそも股関節とは、骨盤と大腿骨が連結している骨盤と
足の連結部分のこと

股関節2
「変形性股関節症」は大腿骨と骨盤の関節の隙間が狭くなり
軟骨が薄くなってしまう症状

股関節3
この変形性股関節症を発症すると、左右で軟骨の減りが異なり
自然と左右の足の長さが違う状態になり、歩くことが困難になる
ことで、最終的に寝たきりへ繋がると考えられる

変形性股関節症の予防法

【股関節のローリングストレッチ】
股関節ストレッチ1
イスに座り、片足を組む

股関節ストレッチ2
組んだ足を股関節から手で持ち上げて、股関節からぐるぐると
回すだけ
1日1回、たった30秒するだけで効果があるとのこと
※無理のない範囲で行うこと(痛みを感じる場合は中止すること)
 体調に不安のある方は医師にご相談を

股関節ストレッチ3
股関節を回すことで変形で凝り固まった筋肉や靱帯をしなかやに改善

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