部屋干し臭・生乾きの嫌なニオイ解消法【ガッテン! 6月14日】酸素系漂白剤・アイロン・コインランドリーの乾燥機・モラクセラ菌
2017年6月14日ガッテン!は部屋干し臭・生乾きの嫌なニオイ
の原因と解消法などが紹介されました
部屋干し臭・生乾きのニオイの原因
あの生乾きのニオイの主な原因は「モラクセラ菌」
人の肌にいる常在菌で、家の中など様々な場所に
生存している
「モラクセラ菌」は通常は臭わないが…
増殖し始める(=分裂)の時にニオイを出す
「モラクセラ菌」は湿気により増殖する
そのため、乾くまでの時間が長ければ長いほど
増殖も起こり、ニオイも増えていく
同じ長年愛用したタオルで洗う前・天日干し後
部屋干し後それぞれの細菌数を計測したところ
洗濯したにもかかわらず、あまり菌が減っていない
ことが判明
なぜ洗濯しても菌が減らないのか?
実は細菌は数が増えると「バリア状態」に積み重なり
洗剤を使って洗濯をしても、中まで洗剤が届かず
繊維とも絡まり流れ落ちにくくなってしまう
残った細菌がまた湿気により増殖を繰り返してしまう
生乾きのニオイを生まない方法
60℃を超える温度で徹底除菌!
ニオイの原因である細菌「モラクセラ菌」は、60℃以上の
温度で増殖しなくなることが、実験で明らかに!
しかし、日本の洗濯機はほとんどが50℃以上のお湯は
入れることができない!
※機種によっては50℃以上のお湯を使用できるものもある
そこで…
湿った状態の時にアイロンで加熱をする
脱水後の洗濯物に中温~高温(160℃~200℃)の温度の
アイロンをかける
蒸気が出て、ほぼ乾いた状態になるまでかけるのがポイント
中までしっかり熱が行き届く
フェイスタオルなら5分程度で死滅させることができる
コインランドリーの乾燥機で乾燥させる
コインランドリーの多くは80~120℃の高温で乾燥させる
家庭用乾燥機の多くは、60℃の温度までしか上がらない
※家庭用でも機種によっては60℃以上の高温になるものもある
酸素系漂白剤の有効活用!
洗濯物の温度を上げるのが大変な場合におすすめの方法
40℃ほどのお湯で酸素系漂白剤を使用することで
細菌をやっつけることができる
洗濯物が少量の場合はバケツなどに40℃のお湯と
酸素系漂白剤を入れ、つけ置きしてから洗う
洗濯物がたくさんある場合は、洗濯機に洗剤を投入後
酸素系漂白剤を投入し、規定量の40℃のお湯を注ぎ入れ
通常通り洗濯を行う
これらの方法は、月に1回程行えば菌の増殖をリセット
できるそうです
漂白剤の違い
【塩素系漂白剤】
・漂白力・除菌力ともに強い
・白色・強い繊維にしか使えない
【酸素系漂白剤】
・粉末と液体がある
・除菌効果が高いのは粉末タイプ
・ただし、粉末タイプはウール・シルク・金属繊維には
使用できないので注意が必要
※それぞれ使用上の注意を確認してから使用してください
【注意点】
・漂白剤は50℃を超える熱いお湯で使用しないこと
生地が傷んでしまう場合が
・酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を混ぜるのは危険!
・衣類によっては紹介された方法が使用できない場合も
あるため、表記を確認してから行うこと!
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