ポリフェノール赤ワインレシピで老化予防【主治医が見つかる診療所 7月10日】近藤和雄・コーヒーで肌のシミ予防・野菜の選び方
2017年7月10日主治医が見つかる診療所はポリフェノールを
美味しく摂って老化予防!上手に摂り入れるレシピなど
近藤和雄先生
東洋大学 食環境科学部 教授
お茶の水女子大学 名誉教授
健康栄養学
ポリフェノールとは?
渋みや苦みのもとで植物が虫などに食べられないために
蓄えている成分
5000~8000種類あるともいわれている
ポリフェノールは人間の老化の原因の1つ酸化を防ぐと
考えられている
コーヒーで肌のシミ予防
飲み物の中でもコーヒーには多くのポリフェノールが
含まれており、コーヒーを普段からよく飲んでいる女性は
あまり飲まない女性に比べ、顔のシミが少ない傾向にある
事が分かった
珈琲は1日2杯以上で肌のシミ予防!
ポリフェノールは4時間おきに摂る
ポリフェノールの多くは水に溶けやすく体に吸収されや
すいが、およそ4時間でその多くが排出されてしまう
摂りだめができないので毎食ごとにコツコツ摂る事が大切
野菜のポリフェノールで老化予防するコツ
その1:レインボーを食べる
色をたくさん使うように意識して野菜を選ぶ事で、自然と
多くの種類のポリフェノールが摂れる
目標は7色
1食で7色が難しい場合は、1日3食の中で7色を目標に
しても良い
その2:苦味のある野菜を選ぶ
キク科の野菜(ゴボウ・レタス・春菊)などに多い苦味
この苦味は、ポリフェノールを多く含んでいる野菜を
見分ける1つの目安になる
その3:ホウレン草はゆで方に注意
ホウレン草は野菜の中でも多くのポリフェノールを
含むといわれが、ポリフェノールの多くは水に溶けや
すいため、ゆですぎは禁物!
ポリフェノールの力が強い赤ワインの選び方
ポリフェノールの力はブドウができた年によって異なる
原料となるブドウの出来が良い年は、完成した赤ワイン
に含まれるポリフェノールの力も強くなる傾向にある
ポリフェノールの力が強い赤ワインを見分ける方法
できたばかりの赤ワインよりも5年から10年熟成
したものの方が、ポリフェノールの力が強いといわれる
つまり今から5年から10年前くらいのものはオススメ
赤ワインを煮詰めてポリフェノールを効果的に摂取!
赤ワインを煮詰めてアルコールを飛ばせば、料理で
アルコール分を気にせずに効果的に摂取できる!
【作り方】
赤ワインを約5分の1の量になるまで煮詰め、アルコール
を十分飛ばして完成
空き瓶などに入れて冷蔵庫で保管すれば、一か月程度は使える
赤ワインを使ったオススメ料理
サバ缶の赤ワイン中華風味噌煮
【材料】(4人前)
サバの水煮缶…2缶
豚ひき肉…100g
ナス…4本
赤パプリカ…1/2個
赤ワイン…3/4カップ
甜麺醤…80g
赤唐辛子…少々
【作り方】
1:フライパンで豚ひき肉・ナス・赤パプリカを炒める
2:赤ワインを入れてアルコールを飛ばす
3:サバ缶・甜麺醤を加えて煮こみ赤唐辛子をかける
ブラック肉じゃが
【材料】(4人前)
ジャガイモ…4個
タマネギ…1個
ニンジン…2本
牛肉…200g
カツオダシ…2カップ半
塩…少々
みりん…大さじ6
濃口醤油…大さじ4
赤ワインを煮詰めたもの…適量
【作り方】
1:適当な大きさに切った野菜を牛肉と炒める
2:カツオダシと調理料を加えて煮込む
3:仕上げにワインのつめを加えて煮込む
ポリフェノール野菜の赤ワインキーマカレー
【材料】(4人前)
豚ひき肉…200g
ナス…4個
ピーマン…4個
ゴボウ…100g
レンコン…100g
タマネギ…1個半
枝豆…適量
ショウガ・ニンニク…各1片
カレー粉…大さじ4
味噌…大さじ2
ウスターソース…大さじ2
醤油…少々
オリーブオイル…大さじ3
赤ワイン…1カップ
【作り方】
1:みじん切りにした野菜とショウガ、ニンニクを
オリーブオイルで炒める
2:豚ひき肉とカレー粉を加え そぼろ状になるまで
炒める
3:赤ワインを加えて煮詰め、枝豆を足して調味料で
味を調える
タグ:主治医が見つかる診療所
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