認知症になりやすい睡眠・いびき予防・抱き枕【たけしの家庭の医学 11月14日】朝田隆・玉岡明洋
2017年11月14日名医とつながる!たけしの家庭の医学で
認知症になりやすい睡眠・原因と対処法が紹介されました
朝田隆先生
東京医科歯科大学 特任教授
メモリークリニックお茶の水 理事長
玉岡明洋先生
東京医科歯科大学
認知症及びその疑いがある行方不明者の推移
認知症及びその疑いがある行方不明者の数が昨年だけで
なんと1万5432人!
たった1年で3000人も増加
認知症が関わる行方不明者が過去最多を記録
誰もが、いつ認知症と向き合うことになっても
おかしくない時代
認知症の最大の原因は神経細胞の死滅による脳の萎縮
脳の神経細胞の最盛期=約1000億個と言われているが
加齢に伴い1日に10万個が死滅するとも言われている
脳の神経細胞が異常なスピードで進むと脳の萎縮が進み
認知機能が低下する
細胞の死滅するスピードを遅らせることが認知症予防
の重要なカギ
認知症になりやすい睡眠
睡眠の状態が認知症と大きく関係することがわかってきた
睡眠の状態によって神経細胞の死滅が加速することで
認知症のリスクが倍増する可能性が!
この中で認知症のリスクを上げるのは「いびき」
いびきをかいている状態は喉が狭くなった状態
この状態だと酸素が体内に十分に取り込めない状態となり
脳は低酸素状態になる
低酸素状態が毎晩続くと脳の神経細胞が障害を受け
認知症のリスクを上げてしまう
睡眠時無呼吸症候群患者は認知症の発症率が約2倍
睡眠時無呼吸症候群が疑われる人の場合は喉に空気を
送る装置やマウスピースでの治療がある
「いびき」予防改善法
軽い症状の方は、いびきで低酸素にならないように
仰向けで寝るのを避けることで予防になる
=横向きで寝ると舌が落ち込まず気道が広がる
横向きで寝るために名医がオススメするのは「抱き枕」
身体の側面にかかる負担が分散することで楽に維持できる
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