寝たきり予防法【ジョブチューン 3月24日】立ち上がりテスト・ロコモ・北村大也・骨粗しょう症・ひきわり納豆
2018年3月24日ジョブチューンで要介護にならない
寝たきり予防法などが紹介されました
北村大也先生
両国きたむら整形外科
整形外科医
健康寿命
「死ぬまで動ける体でいたい」と思う人が増えている中、寿命に
対して、介護なしで日常生活を送る期間「健康寿命」は短い
つまり多くの人は人生の最期は寝たきりなど要介護に…
要介護の原因の1つ運動器症候群とは?
運動器症候群は別名ロコモティブシンドローム
膝や腰が痛くなったり、運動不足のせいで筋力が低下したり
骨が脆く弱くなったりすると「立つ」「歩く」などの
動作が次第に出来なくなる
筋肉や骨は40代から衰え始め、50歳を過ぎると急激に低下
そのまま放っておくと車イスや寝たきりになってしまう可能性
が非常に高い
65歳以上で介護が必要になった主な原因は脳卒中や認知症が
多いが、運動機能の低下が原因の「骨折・転倒」「関節疾患」
は合わせると女性は3割、男性は1割を占める
寝たきりになると体を動かせないので全身の筋肉や臓器が衰え
食欲低下や肺炎などにかかりやすくなり死亡率が上がってしまう
75歳以上の大腿骨骨折の患者の5年後の生存率は約50%!
男性に限ると大腿骨骨折後、7年半で全員亡くなっているという
データもある
将来寝たきりになりやすいかチェック
【イスを使った立ち上がりテスト】
高さ40cm程度のイスを用意
イスに浅く腰かける
足は肩幅くらいに広げ、腕は体の前で組む
この状態でゆっくり反動を付けずに立ち上がる
この時、足を少しイス側に引くのがポイント
次に浅めにイスに腰かけ、片足だけで反動を
付けずにゆっくり立ち上がる
この時、足を少しイス側に引くのがポイント
立ち上がった状態を3秒間キープ
逆の足も同様に行う
左右どちらかでも片足で立ち上がれない場合
運動機能の低下が進行
【雑誌などを使った立ち上がりテスト】
雑誌や新聞などで20cmの高さの台を作る
勢いを付けずに両足で立ち上がれるかチェック
家庭で簡単に出来る寝たきり予防法
下半身の筋肉・バランス機能が向上する
【片足立ち】
姿勢をまっすぐ保ち片足で立つ
高く上げる必要はなく、軽く浮かすだけでOK
左右それぞれの足で1分間1日3セットが理想的
※転倒の心配がある場合、テーブルなどつかまる
ものが近くにある所で行ってください
【スクワット】
足を肩幅に開いてつま先は30度くらいに開き
息を吐きながらお尻を後ろに引くようにゆっくり
体を沈める
この時、つま先と膝が同じ方向に向くようにする
後ろのイスに腰かけるイメージで膝を前に出さない
1セット5回1日3セットが目安
女性は特に注意!骨粗しょう症
50代以上の女性の4人に1人が骨粗しょう症
女性は閉経後、骨が急に弱くなるので必ず
骨密度チェックを!
骨粗しょう症予防にはひきわり納豆がオススメ!
納豆は骨を作るのを助けるビタミンK2が豊富
さらにひきわりの方が大豆が小さくなっているので
発酵がより活発に行われビタミンK2がよい多い
納豆1パック(50g)で1日分摂れる
一日にたくさん食べるのではなく毎日摂取すること
タグ:ジョブチューン
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