健康効果のある梅干しの食べ方【この差って何ですか? 5月29日】梅干し料理・脂肪燃焼・骨粗しょう症予防・老化防止・便秘解消・血液サラサラ・白澤卓二
2018年5月29日この差って何ですか?は
健康効果のある梅干しの食べ方
白澤卓二先生
お茶の水健康長寿クリニック 院長
梅干しの健康効果
梅干しは栄養成分が豊富に含まれているので色々な病気の
予防効果がある
最近の研究結果では動物実験の段階ではあるが筋肉量の
増加みられ、人間にも効果があると期待されている
「夜」食べると骨粗しょう症予防に!
骨粗しょう症は骨のカルシウム不足が原因
カルシウムを骨に吸収されやすくするにはマグネシウムが必要
梅干しにはたくさんマグネシウムが含まれているため、梅干し
を食べると骨粗しょう症の予防になる
カルシウムの吸収率は午後8時頃~上がるため、夕食に梅干し
を食べるとマグネシウムが補われ、より効率よく骨を作ること
ができ、骨粗しょう症の予防につながる
梅干しを食べている人は食べていない人より骨密度が約10%
高いという調査結果も
老化防止には「塩漬け」より「はちみつ漬け」!
老化防止効果のある成分は「塩漬け」より「はちみつ漬け」の
梅干しの方が3割アップ!
梅干しには抗酸化作用があり、老化防止に効果がある梅リグナン
が含まれる
「はちみつ漬け」の梅干しは、作る時に「塩漬け」の梅干しを
塩抜きするため、塩が抜けた隙間に種の中の「梅リグナン」が
出てくるため「梅リグナン」の濃度が上がる
種をチュウチュウ吸うだけでは「梅リグナン」は出てこない
「はちみつ漬け」にするほか、焼酎に漬けて「梅リグナン」を
出すという方法もある
「ヨーグルト」との食べあわせで便秘解消!
梅干しには便秘解消効果のあるクエン酸が豊富だが、より効果を
出すには「ゴボウ」と組み合わせるよりも「ヨーグルト」がよい
「ヨーグルト」は腸内の善玉菌を増やす一方、梅干しに含まれる
「クエン酸」は悪玉菌の増殖を抑制してくれる
組み合わせることで善玉菌がより活性化され便秘を解消!
おすすめレシピは「梅酒ヨーグルト」
梅酒1:飲むヨーグルト2で飲みやすく便秘にも効果的な
ドリンクになる
「煮て食べる」と血液サラサラ効果アップ!
梅干しの血液サラサラ効果を発揮させるには「そのまま食べる」
よりも「煮て食べる」ほうがよい
梅干しを加熱すると、血液が固まるのを防ぐ「ムメフラール」と
いう物質が発生し、血液をサラサラにして心筋梗塞・脳梗塞を
予防する
煮物に梅干しを入れることで、手軽に血液サラサラ効果を得る
ことができる
加熱で脂肪燃焼効果も!
梅干しを生で食べるだけでも脂肪燃焼効果は得られるが、加熱
することで「バニリン」という脂肪燃焼効果がある成分がおよそ
20%アップする
血液サラサラ!脂肪燃焼!梅干し料理
【炊き込みご飯】
米1合につき、しそ漬けの梅干し1粒を入れ、炊飯器で普通に炊く
塩漬けの梅干しでも美味しく作ることができる
お茶漬けにして食べてもおいしい
【梅のパリパリ焼き】
餃子の皮の上に大葉・たたき梅・豚バラ肉を載せて巻き、ごま油を
ひいたフライパンで焼く
チーズを入れるのもオススメ
【万能ソース!梅びしお】
梅干しをお湯に1時間つけて塩抜きしてから種を取り、裏ごしする
裏ごしした梅を鍋に入れて弱火で15分ほど煮て、砂糖・みりんで
調味し、ひと煮立ちさせ梅にとろみがついてきたら完成!
タグ:この差ってなんですか?
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