便秘を解消する方法【この差って何ですか？ 7月17日】お通じが良い人と悪い人の差・渡邉利泰

2018年7月17日この差って何ですか？は
「お通じが良い人」と「悪い人」の差

渡邉利泰先生

女性の便秘

お通じが悪い人は年齢とともに増加傾向にあり
特に６０歳以上は６人に１人が便秘になっている

お通じが悪い状態が長引くと、腸に溜まった便が腐り
その便から出た有害物質が全身に広がって肌荒れ・
むくみなどを引き起こす

さらに腐った便が大腸を塞いでしまい、最悪の場合
大腸が破裂してしまうことも

お通じが悪くなる原因は、加齢で腸の力が衰えたり
ストレスによって腸が正常に働かなくなることが
上げられるが、実はそのほかにも意外な原因が！

お通じが良い人と悪い人の意外な差とは？

意外な差は腸の動き！

【ぜんどう運動とは】

ぜんどう運動は、大腸が伸びたり縮んだりする運動で
起きている時も寝ている時も２４時間誰にでも起きている
しかし、便をゆっくりとしか送り出すことができないため
便秘になってしまう

【大ぜん動とは】

大ぜん動は、ぜんどう運動と比べると便を押し出す速さが
２００倍といわれている
しかし、大ぜん動は１日に数回しか起きない
ある条件を満たせば、誰でも大ぜん動は起こすことができる

大ぜん動を起こす条件とは？

※水はＯＫ

昼間の８時間何も食べないのは難しいが、夕食から朝食まで
８時間何も食べなければ大ぜん動は起こすことができる！

なぜ食事と食事の間を８時間あければ大ぜん動が起きる？

食事が胃に入ると３時間かけて消化され、小腸では５時間
くらいかけて消化される＝計８時間

８時間後、小腸で消化されたものが大腸に運ばれ、胃と小腸が
空になってはじめて、大腸で大ぜん動が起こる

しかし、食後８時間以内に食事をすると、胃や小腸がいつまで
たっても空にならないので大ぜん動は起きない！

先生オススメのお通じを良くするスケジュール

７時に夕食を食べ始め、８時には食べ終える
夕食は睡眠の３時間前までに済ませるのがポイント！
消化する前に寝てしまうと睡眠が浅くなりリラックスした
睡眠がとれない
リラックスした状態が大ぜん動を起きやすくする
※最低６時間以上寝る

夕食を食べ終えて８時間後、大ぜん動が起きる

朝コップ１杯の水を一気に飲むことで、さらに腸の動きが
活発になり、朝の排便が促される

さらに適度な運動は便秘解消にオススメ！