浮き指改善法【ガッテン! 7月18日】チェック法・ひろのば体操・正しい靴の選び方・腰痛・ひざ痛の意外な原因・阿久根英昭
2018年7月18日ガッテン!は10万人調査で判明!腰痛・ひざ痛
劇的改善のカギは足形にあり!?浮き指チェック法と改善法
阿久根英昭先生
桜美林大学 健康福祉学群 特任教授
浮き指とは
「浮き指」とは直立した時に足の指に体重がかからず、浮いて
しまっている状態のこと
足の指に体重がうまくのっていないと、重心が後ろ側に移動し
バランスを保とうと、無意識に上半身を前に傾け、猫背のよう
な姿勢になる
すると頭の重さを支えるために首から腰にかけての筋肉に余計な
負荷がかかり、頭痛・肩こり・腰痛になる可能性が
また人は歩行時には、衝撃を足の裏全体で分散しながら歩いて
いるので、指が浮いている状態だと、うまく衝撃を分散できず
ひざへの負担が増すと考えられている
また浮き指になると前方に踏ん張る力が弱くなり、「転倒」の
リスクも高まるとのこと
浮き指簡単チェック法
はがきや名刺ぐらいの厚さの紙を用意する
平らな場所で自然な状態で、まっすぐ前を向いて立ち
誰かに足指の下に紙を差し込んでもらう
指に体重がしっかりかかっていれば、紙は入らないが
指に体重がしっかりかかっていない浮き指状態だと
紙が入ってしまう
※あくまでも目安を知るための方法です
原因の一つは「靴」!?正しい靴の選び方
浮き指になる原因の一つと考えられているのが「靴」
日本人は脱ぎ履きがしやすい大きめな靴を履きがち
すると靴が脱げないように、無意識に指を上に反らしてしまう
これが長く繰り返されると足の甲の側の筋肉が凝り固まり
浮き指が常態化してしまう
いま履いている靴が合っているかチェックするポイントは2つ
1つめは、足の甲の部分に指が入るかどうか
サイズが大きい靴を履いていたり、靴ひもをしっかり締めずに
履いていたりすると、ここに隙間ができてしまう
指が1本以上入るようであれば、足に合っている状態ではない
ひも靴の場合は、毎回ひもをしっかり締めること
2つめは、つま先の余裕がどれくらいあるか
かかとを合わせ親指の先に1~1.5cmの隙間があるのが理想
これ以上だとブカブカな状態で、これ以下だと指先が靴に当た
ってしまう
またハイヒールなどのつま先が細い靴は指がつまって浮き指に
なりやすくなってしまうため、長時間履き続けることは控えた
方が浮指予防に
浮き指の改善に「ひろのば体操」
凝り固まった足の甲の側の筋肉をほぐし、浮き指を改善させる
効果が期待できる
椅子に座り、足をもう片方の足の太ももにのせる
手の指を1本ずつ足の指の間に入れ、手を軽く握る
甲の方へ指を軽く曲げ5秒キープ
痛みが出ないくらいの力でOK
※軽い力でも痛みがある時は行なわないこと
反対に足の裏の方へ軽く曲げ5秒キープ
痛みが出ないくらいの力でOK
※軽い力でも痛みがある時は行なわないこと
これを1日1回、片足15往復ずつ行う(5分程度)
タグ:ガッテン
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