すい臓がん早期発見・エコー検査【ガッテン! 10月26日】自覚症状

2018年10月26日ガッテン!は膵臓ガン早期発見
KMP-WDM[(001945)2018-10-18-15-29-29]

すい臓がん

すい臓1
すい臓がんは年間のがん発症数では7番目だが、実は
とても怖いがん

他のがんは画像診断で見るけることが意外と容易だが
すい臓は内臓の中でも最も奥にあるので検査も難しい
ため、発見される早期のすい臓がんは少ない
自覚症状で気づきにくい上に転移しやすいため、ほと
んどが進行した状態で見つかり、治療も難しくなり、
5年相対生存率がわずか7.7%になってしまう

そのため、すい臓がんは早期発見が特に大切!

すい臓がんの早期発見に役立つ「エコー検査」

すい臓がんは、CTやMRI、PETなどのがんの検査で
よく使われる検査装置でも見つけることが難しいがん

また検査費用も高く、病院での装置の普及率も少ない

エコー1
そこで鍵を握るのが「エコー検査」(超音波検査)
費用も安く、病院での普及率も高い

エコー2
エコーでは早期のすい臓がんを発見することはできないが
がんの周辺に起きるサイン「太くなった主すい管」と
「すいのう胞」を探すことはできる

エコー3
主すい管は、すい臓が分泌した消化液を通す管で
すい臓の真ん中を通っている

エコー4エコー5
ここが太くなっている人は、すい臓がんになりやすい
ことがわかっている

エコー6
すいのう胞は、すい臓の中にできる水がたまった袋のこと
これがある人もすい臓がんになりやすいことがわかっている

小さながんは見えなくても、この2つのサインなら
エコー検査でも見つけることができる
もし見つかったら、経過観察をして精密検査をすることで
早期に発見することができる

両方のサインがある人のすい臓がんを発症する確率は
30年間で3割
一方で、7割の人はすい臓がんにならないかもしれない
ので冷静に対応することが大切とのこと

エコー検査を受けるべき人は?

膵癌診療ガイドラインには、すい臓がんのリスクとなる項目が
掲載されている

エコー7
・家族(両親、兄弟姉妹、子ども)にすい臓がん経験者がいる
⇒もしもその家族が50歳以下で発症している場合は、さらに
 リスクが高いと言われている
・慢性すい炎
⇒特に診断から4年以内の人はリスクが高い
・糖尿病
⇒特に診断から2年以内の人はリスクが高い
・飲酒
⇒アルコールはすい臓の大きな負担になる
 毎日ビール350mlx3本以上を飲む人は特に注意
・喫煙
これらのうち2つ以上当てはまる方にエコー検査を勧めている
当てはまった方は消化器内科や内科の医師、またはすい臓の
専門医にご相談を

最近明らかになってきた!すい臓がんの自覚症状

すい臓がんの症状は他の病気の症状と似ているため
見過ごされがち
症状全てがすい臓がんではないが、早期発見のきっかけ
になる場合もあるのでぜひチェックを!

自覚1
すい臓はお腹の上あたりのみぞおちにあるのでここに
ごく軽い痛みが出ることがある

自覚2
肩甲骨の下から腰の上あたりが痛む

自覚3
急な血糖値の上昇
血糖値が上がる原因は糖尿病だけでなくすい臓がんの場合もある
生活習慣が乱れたわけではないのに、血糖値が急激に上がった
時は、かかりつけの医師にご相談を

KMP-WDM[(013171)2018-10-18-16-23-55]
油が浮いたような下痢
健康な場合はすい臓は膵液を出し、消化を助けるが、がんが
できると膵液が出にくくなり、特に油が消化できず下痢に
なることがある

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ