間違った筋トレ・改善法【ゲンキの時間 11月11日】ゆっくりスクワット・ひざ付き腕立て伏せ・もも上げ・久野譜也
2018年11月11日ゲンキの時間は,はりきり筋トレ
ちょっと待った!間違いだらけのトレーニング
改善!正しくて効果的な筋トレ
久野譜也先生
筑波大学大学院
人間総合科学研究科
医学博士
スクワットは速くやると効果ダウン!
【スクワットはゆっくり行う!】
速くやると、筋肉に負荷がかかる時間も短いため
効果が少なくなってしまう
また、速い動作は関節への負担も大きくケガに
つながる
ゆっくり行うことで、筋肉にじわじわと負荷が
かかり効果アップ!
毎日の筋トレは逆効果!?
筋肉に負荷がかかると筋線維が傷つく
⇒筋肉痛に
傷ついた筋線維を修復するのに2~3日かかる
この時に筋線維は太くなり、筋肉量が増える
トレーニングの翌日、筋肉痛がある場合は
最低2日はお休みすること
ウォーキングは筋力アップにならない!?
ウォーキングは遅筋を使うので速筋は育たない
速筋は遅筋に比べ、加齢で衰えやすい
速筋は転倒防止などに効果がある筋肉
そのため筋力アップには速筋を鍛えることが大切!
ウォーキングには動脈硬化予防など健康効果が期待
できるのでウォーキング+筋トレがおすすめ!
また肉や魚などの動物性たんぱく質は筋肉の材料に
なるため、積極的に摂ることが大切
筋トレ中に呼吸を呼吸を止めると血圧上昇!?
筋トレの際、力をいれようと息を止めてしまう方も
多いのでは?
これでは脳卒中などのリスクが高くなってしまう
呼吸あり・なしでトレーニングを行った場合、血圧の
上昇度は同じ負荷でも呼吸なしの方が40%も高い
そのため筋トレ中は特に呼吸を意識した方が良い
安全筋肉トレーニング法
血圧高めの方におすすめ!
【ひざ付き腕立て伏せ】
四つん這いの状態で、両手は肩幅より広めの位置に
3秒かけてゆっくりと肘を曲げ、下で1秒止まり
3秒かけて元の姿勢に戻る
声を出して数を数えながら行う
「いち、に、さん、いち(ストップ)、いち、に、さん」
ひざをつくことで負荷をやわらげ、声を出して数える
ので自然と呼吸を意識してできるようになる
1日10回1セット、週3~4回を目安に行う
歩行能力を上げ、転倒防止をしたい方におすすめ!
【もも上げ】
太ももの前側に力を入れ、3びょうかけてももを上げ
上で1秒止まる
3秒かけて元の姿勢に戻る
声を出して数を数えながら行う
「いち、に、さん、いち(ストップ)、いち、に、さん」
左右交互に行う
ポイントは上げたももが地面と平行になること
バランスが取れない場合はベンチや壁につかまって行うこと
ウォーキング途中に左右10回1セットを目安に行う
ダイエットしたい、筋肉を増やしたい方におすすめ!
【ゆっくりスクワット】
脚を肩幅に開く
上半身を前に倒すように3秒かけてひざを曲げ
下で1秒止まり
3秒かけて元の姿勢に戻る
声を出して数を数えながら行う
「いち、に、さん、いち(ストップ)、いち、に、さん」
ひざを曲げた時、ひざがつま先より前に出ないように注意!
ゆっくり行い、ケガ防止・負荷がかかる時間を増やすのが
ポイント
1日10回1セット
週3~4回を目安に行う
タグ:ゲンキの時間
SNSフォロー