口内炎と舌がんの見分け方【その原因、Xにあり! 8月11日】伏見千宙・新谷悟

2017年8月11日その原因Xにあり!は、ただの口内炎
だと思っていたデキモノの原因、舌がんにあり!
口内炎と舌がんの見分け方
などが紹介されました
20170811213157

伏見千宙先生

国際医療福祉大学 三田病院
頭頸部腫瘍センター講師 歯学博士
伏見千宙

新谷悟先生

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック
口腔外科クリニック 院長
新谷悟

口内炎

口内炎1
「口内炎」は、ふと気がつくと、口の中にできていることが多い
「口内炎」は、口の中にできた傷口に細菌が入り込み炎症を引き
起こすもので、ビタミン不足などで口内の粘膜が減少している時
に発症することが多い

實原和希さんが体験した症状

症状1:しみるような痛みを感じない

舌の側面に口内炎のようなデキモノを発見
多忙な仕事のストレスのせいか、普段から口内炎ができることは
多かったので、特に気にしていなかったが、いつもと違い口内炎
特有のしみるような痛みを感じることがなかった

症状2:2~3週間たっても消えない

いつもの口内炎なら1周間程度で治るところ2週間たっても3週間
たっても、消えなかった
そのまま放置して2か月が経過
この時、デキモノは発見した時の倍ほどに大きくなっていた
この症状は典型的な舌がんの症状とのこと!

舌がんと診断された實原さんの舌を切り取る手術

實原さんの場合、がんが舌の深くまで進行していたので
舌の半分を切り取って再建する手術を行った

舌がん4
舌がんは、たとえ舌を切ることになっても腕や腿からの
移植で舌を再建することが可能とのこと
手術から2年、現在の實原さんは言葉に関しては問題なく
喋れており、食事についてもほぼ元通りで不自由なく
生活できているとのこと

ただの口内炎だと思っていたデキモノの原因、舌がんにあり!

舌がんとは舌にできるがん
日本では年間約4000人が発症

舌がん1
首のリンパ節や肺に転移することも多く、全身に転移すると
死に至ることもある恐ろしい病

初期症状が口内炎に似ていて、発見しているのに放置してし
まう事が多いとても危険な症状

舌がん2
舌がんは歯が欠けたまま詰め物が外れたままにしていたりなどで
歯と舌の側面が擦れたりすると、その部分にできることが多い

舌がん3
さらに高齢者の場合、合わない入れ歯が原因で舌がんになって
しまうケースもある

口内炎と舌がんの見分け方

見分け方1
【口内炎】
期間:2~3週間で消える
自覚症状:食事中にしみる
形状:白いくぼみがある

【舌がん】
期間:2~3週間たっても消えない
自覚症状:しみない
形状:白い部分と赤い部分がある

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